社長のひとりごとCOLUMN

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2019.03.06鷹の選択

 みなさんは、鷹の寿命がどれ位かご存知でしょうか?いろいろ議論はあるようですが、鷹の寿命は40年までか、70年までの寿命に、2種類に分けられるようです。この差は鷹がまさに、自らの努力で創出するという類のもので、人間には驚くべき能力が発揮された結果と映るものです。自分の身体的な衰えにより、狩りの能力が落ちかけたと感じた鷹は、ある決意をします。
 まず、エサになる小動物は少ないが、自らの天敵のいない、山の高所に行きます。そこで、大きくなり過ぎてエサが取れなくなった、くちばしを石にぶつけて、叩き割るのです。まるでヒヨコのくちばしのようになります。しかしながら、そこから再度成長したくちばしは、固く艶のある、隆々としたものです。その若いくちばしで伸び過ぎて動物を掴めなくなった爪を一枚一枚、引き剥がすのです。そして生えてきた強い爪で、今度は老化して飛べなくなった羽を一本一本抜いて、生え変わりを待ちます。
 その姿を見たものは、恐ろしいほど痩せて、まるで、千日回峰行の修行僧のようだと言います。自ら正に激痛を伴う、血の滲むような努力の結果、若鷹となり、70までの寿命を全うするのです。
 自然界には、蝶のように、さなぎから羽化して、あの美しい姿になるものも多くあります。さなぎのなかを解剖してみると、ドロドロの液体であるそうです。たぶん、これも想像を絶する痛みのなかで、おこなわれているに違いありません。
 これらの話を聞いて、人生100歳平均寿命がまもなく来る時代において、これらが、人生を健康に長生きにする方法を教えてくれているように思います。
 老鷹にとって、古いくちばし、爪、羽を人間に置き換えてみたら、やはり体の部位であり、いたずらに休めることなく、ときに負荷を与えて鍛えることが、長生きに必要であるし、一番大切なことは、現状を良しとせず、激痛に耐える果敢な挑戦意欲をもち、変化し続けると自分を奮いたたせることではないかと思います。
 みなさんは、鷹の40または70のどちらの生き方を選びますか?いそのの社員は全員70の生き方を選択したいものですね。

合掌

2019.02.06「利他に生きる」

 過去57年の生をいただいた中で、見たり、聞いたりしたことで「利他に生きる」ということの実践と意味を再度確認したいと思います。

①長野県の「伊那食品工業」の社員さんの実践
・通勤時の会社入庫時は右折を禁止。1周遠回りして、必ず左折で入庫する
 -右折車両が重なる渋滞の発生を防ぐため。
・一般駐車場にとめる際には、入り口から一番遠い場所に駐車する。
 -老人や足の悪い人が楽に入店できるため。
・本屋では一番上にある本を購入する。
 -後から来る人がキレイな本を購入できるようにする。

②鍵山秀一郎様、ケーキハウスツマガリのツマガリ社長、タニサケ松岡会長ら人生の達人の話から
・「もしも不都合が起きたら、お客様の不都合を解決することを優先しなさい」
・「人を喜ばそうとするとアイデアが生まれる。邪悪な心をもつとアイデアはなくなる」
・「いかにその店が人のため、社員のためになっているか、周りのためになっているかをとことん考えている」
・「私はこの32年間、ずっとお客様を喜ばそうと心掛け、実践してきました。そのおかげで、人を喜ばせる習性が身に付いたようです。具体的には、感動する情報、特に涙のでるような紙面やCDをお客様に提供するようになりました。また、面談には約束の十分前には行きますし、頼まれごとは「即行」で応えるようにしています。そして、面談していただいた翌日にはお礼のハガキがお客様に届くように意識して書いています」
 -人生の達人たちには常に人の幸せを考える共通の生き方があるようです。

③あるテレビ番組でみた、生命誕生の神秘的な事実から
・1つの精子と1つの卵子が結合するが、自分という生命は、1億何千万との競争に打ち勝って存在する。驚くべき事実は、大量の精子は全て卵子に向かわず、一郡は途中でくるりと向きを変えて、自分たちの仲間以外の精子が入ってくるのを阻止、撃退する。仲間の一番の精子が卵子と早く結びつくのを助けるためだという。宇宙意思は原初の生命体にも思いやる心を植え付けているのである。
 -私たちは生まれ落ちる前から、激烈な競争に勝利するために、多くの思いやりに助けられている。

以上「利他に生きる」ことの実践と真実の意味を見てきました。我々は元々自分以外の人々を幸せにするために生まれてきた存在であり、それを行うことでしか、自分が明るく、楽しく、元気に生きられる存在になることは出来ない。そんな確信を得ました。是非、皆さんも「利他に生きる」をやってみませんか。

合掌

2019.01.07謹賀新年

 社員様及び家族の皆々様には、輝く2019年の幕開けを新しい希望にあふれて、元気良くお迎えになられたと心よりお喜び申し上げます。昨年を振り返り当社の業績は、皆様のおかげをもち、2016年からの業績を維持しており、順調と言えます。2016年から長期的な原油高があり、ナフサの高騰の要因を受け、エコプラスチック(適正材)のコストパフォーマンスが見直されて、引合いや受注が多かったことが貢献しています。また、先行配合やリードタイムの短縮もしっかり根を下ろし、製造原価を押し下げたのも要因です。しかしながら、足元の原油は急激に下がってきており、この状況も本年中盤には大きく変化してまいります。これからもひとり1人の今まで以上のご努力もよろしくお願いします。
 プラスチック業界を取り巻く環境は、昨年から大きく変容を遂げています。まず第1には、中国の廃プラの輸入禁止規制です。このことで受け入れていたベトナム、タイ、マレーシアも連鎖し、輸入禁止になりました。今ではプレコンシューマーの良き素材さえ、輸入禁止になっています。我々日本のプラ再生加工メーカーも間接的に影響が出ているようです。
 そして第2には、プラスチックの海洋ゴミの問題です。長年世界中で海や川にポイ捨てされたPETボトルや食品容器などのプラごみが紫外線にさらされてマイクロプラスチックになり、生態系に悪い影響をもたらす問題です。日本も「プラスチックスマート」キャンペーンを打ち出して国としての対策を発表しました。
 2つの大きな待ったなしの問題が起こっています。
 1番の解決方法は、各国が自国内で処分するということです。処分するとは、リサイクルして、モノに変えること。モノに変えることができないものは焼却すること。そして焼却できない残渣は埋め立てること。
 いろいろな考え方がありますが、自分はこの3つしかないと思っています。当社は、この「リサイクルして、モノに変えること」を60年間やってまいりました。この2つの問題を解決するのに、今求められる必要な技術のひとつだと確信しています。
 「今こそ地球に恩返し」の理念のもと、いそのグループ社員のひとり1人が地球に感謝、そして、すべてのことに感謝する気持ちを常に忘れることなく、日々を大切に生きる素晴らしい1年にして頂きたいです。
 本年も共に支えあいながら生きてまいりましょう。皆さまよろしくお願い申し上げます。

合掌